僕の靴音。--溢した砂を掻き集めるような 繊細な仕草が、--

映画、大奥…昼間に無事に見終わりました。

で、遅めの昼食後、体調的な問題でそのまま帰宅。
(ごめんなさい(泣))

今は…やっぱり疲れと頭痛で…ちょっと横になりつつ、余韻に浸っています。

今回はストラップとパンフのみ購入。
くまさんやシュシュは買えませんでした。

以下、軽くネタバレ気味な感想を少々。
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映画本編は、普段は時代劇をあまり見ない人でも比較的見やすいんじゃないかなぁ…という印象。

逆に言うと、従来の『大奥』のような『時代劇』が好きで、期待している方には少し物足りなさがあるかも知れません。

しかし…にのちゃんのヌルい濡れ場、果たしてしょっぱなから入れる必要があったんだろうか…う〜ん…。

演技については。
普段は舌っ足らずな話し方をするにのちゃんだけど、水野はサバサバした江戸っ子的な口調で新鮮だった。
早口でまくし立てるシーンは聴いてて潔くて気持ち良いです。

にのちゃんの可愛いさとか格好良さはあるんだけど、水野祐之進は…人情と男気と潔さ溢れる、心身共に『武士』な人間。
にのちゃんは見事に『水野』になりきっていて、改めて演技力を認識しました。

独特な言葉やお作法も自然に見えたし、大倉くんとの息の合った殺陣も見どころです。

あと忘れてはいけないのは、他の役者さんの存在で…それぞれの個性豊かな役柄の演技も光っていました。

あぁもう。
水野の、せつない表情が頭から離れない…。

特に、お信との別れや杉下とのやりとり、橋の上とか吉宗との会話…の場面とか。

とにかく大きなスクリーンで見れてよかった。
とっても嬉しかったです。
(ありがとうございましたっ)

DVD化が待ち遠しいなぁ。